|
東京大學法學部
少なくとも、近代社會においては、法と政治は不可欠である。しかも両者は相互に相互を支えている。政治が法を定め、実現する。そして、法が政治を形造り、導く。両者の基礎には社會があるが、その社會自體が、法と政治抜きでは成り立たない。そこに、法學と政治學が對をなすものとして研究され、教育される根本の理由がある。また、法學部の三つの「類」が、高い壁で仕切られた「學科」ではないことの根拠がある。
法學部學生は、司法・行政・立法という、巨大にして複雑な、そして人々の生活・人生・生命に直接かかわる重大な現象を、多種多様な角度から學ぶ。そして法學的知恵や政治學的識見の基礎を、ある程度はその双方を、我が物とすることが期待されている。
|